天体撮影とかいう苦行

2023年秋に天体写真はじめた大素人です。

大素人なりにZWO ASI183mcproを語ってみる。

ワシら素人が冷却cmosを買おうと思った時、zwoなら183mc、533mc、294mc(各pro略。以下番号だけの表記も全て冷却タイプを指す)あたりが値段的にも選択肢に上がるんだと思う。

いきなりモノクロに手を出す輩は最早素人とは呼ばず変人奇人の類( ̄∀ ̄)

んで、ワシら素人は「スクエア?はぁ?(*´Д`*)」とか思って533は選択肢から外す。「※今考えると、センサーサイズと画素数のバランスに無理がなくて使いやすそうな気がする。」

で、、、294が約17万円で183が約13万円、、、きっとショップで相談すれば、「294の方が使いやすいですよっ!」と言ってくれそうだが、、、ワシら素人は知識が無さすぎて聞くのも恥ずかしいから夜中に通販で183をポチる。「※今考えると、294と183両方買うなら・・・その金で2600買えばよかった・・・。」

さてさて、そんなASI183mcproたん💕、、、ググってもレビューは殆ど出て来ないから、今後ワシのような天体初心者が「冷却cmosっ!」と思ってしまった時の一助になればと、、、使用感なんぞ書いてみる。「※筆者基礎情報50代のおっさん。元々「ライトなカメラ趣味」の人で、「星」はマジでクソ素人。冷却cmosはASI294、183をこれを書く約4か月前に購入。←そういう奴のレビューとご理解あれ。」

そもそもASI183mcproは小ちぇー1"センサーに小ちぇーピクセルの画素並べて2048万画素。因みにワシのカメラα7Ⅲはフルサイズセンサーで2420万画素だから、183は結構無理した取り扱い注意の曲者カメラだ。一般的なカメラでも高画素機は下手こくとノイズが出やすいとされているし、センサーサイズが小さい機種もノイズが出やすいわけだから、天体用冷却cmosカメラも同じなんだろう、、、多分、、、知らんけど(*´ω`*)んで、その対処は普通のカメラでは「いいレンズで適切な露出を与えろ!」だから、天体用カメラも同じなんだろう・・・多分・・・知らんけど(*´ω`*)

さてさて受光するセンサー1つのサイズが294の約半分って事は面積は約4分の1だから、294と同じ露出にする為には当然時間がかかる。実際、150分位の露出では対象を出そうとすればノイズがザラザラに浮き上がり、ノイズが浮き上がらない程度に処理すれば薄暗い写真になってしまった。DenoiseAIで処理してコレ↓(100%の背景部分)

この辺がスターベースさんのブログで以下の様に書かれている意味と実感。

引用開始「ただし各ピクセルが小さい=ピクセルごとの受光面積が小さいので、Fが暗くて長焦点のシュミットカセグレンなどよりもFの明るい短焦点εシリーズなどのほうが(センサーへ届く光の密度が高くなるので)相性が良いと言えます。」引用了

で、、、F7.9でムキになって11時間露出したら、それ相当にノイズは出なくなった。こっちはトドメのDenoiseAIは使っていない。(100%の背景部分)

海外の作例を見るとシュミカセでもノイズの無い綺麗な作品があるが、、、データを見ると14時間とか20時間とか撮影しているようだ。暗い望遠鏡しか所持していない場合、「撮影時間がかかる」はデメリットなのだろう。

ただまぁ逆に、暗い望遠鏡でもたっぷり時間をかければOKとも考えられる!否・・・思いたい(`・ω・´)明るい望遠鏡買う金ないし、ワシら素人は反射の光軸調整なんかできんからな!

 

因みに、写野的にレンズの真ん中しか使わん訳だから、周辺減光やら収差やらレンズの端っこを使うが故のデメリットは出づらいと思う。これは画像処理がヘボなワシのような素人にはメリットだ!ABE一発でなめらかフラット背景に(*´∀`)♪

インテグレーションしただけの画像をブーストしたもの↓

盛大に出るアンプグローもダーク引けばブーストかけてこんな感じなので実写真には影響ないと考えて良いんじゃないかな・・・。

因みに↑は

バイアス150枚 ダーク130枚 フラット100枚 フラットダーク100枚 ライト224枚のインテグレーション。「※各枚数が適切かは不明」